秋の夕闇スーサイド

拒食症、パニック障害などを経て自殺未遂。そして閉鎖病棟へ入院するまでの手記。

急降下

高校時代にファストフード店でアルバイトを始めた。

卒業後は特に進学も就職もせず、そのままアルバイトを続けた。

 

きっかけなどは殆ど覚えていないのだが、アルバイトを3つ掛け持ちするようになった。

ファストフード、居酒屋、水商売。

そしてこれまた記憶がないのだが、気付けば拒食症になっていた。倒れて点滴を受けるようになる頃には、体重は39kgになっていた。

 

そしていつしか不眠症過呼吸を引き起こすようになり、病院の受診を考え出した。

当時は親の健康保険に加入していたため保険証が家族で一枚だった。

母へ心療内科の受診を相談したのだが、「気のせいなんじゃないの」と一蹴されあまりいい反応はなかった。まぁ、そりゃそうだ。

騙し騙し生活を送っていたが次第に耐えきれなくなったため、頼み込んで受診をした。

この時にパニック障害と診断された、かもしれない。

 

本当に『気のせい』だったらよかったのに。